自己紹介

香西美和(こにしみわ)

2010年3月 はり師・きゅう師取得。      

美容鍼灸を中心に2014年に開業しましたが、2016年に難病のひとつであるもやもや病にかかり一度すべてを閉め治療に専念しました。2度にわたる脳のバイパス手術を経験しましたが大きな後遺症もなく元気に過ごせている毎日に感謝の日々です。自身も50代に突入し、身体や心の変化に戸惑いつつも日々自分が考える【より良い暮らし方】を模索、実行しています。

 体調の変化に戸惑う成熟した大人の女性の心と身体と上手に付き合いながら、キレイも絶対にあきらめたくない特に45歳以上の女性たちを応援する免疫力アップの鍼灸治療を見出し、同世代の女性の味方として自宅サロンで施術をしています。はりやお灸の東洋医学的な施術と美容を融合させた全身美容鍼灸が得意で、一人一人と向き合ったオーダーメイド施術を行っています。

また、体調不良や病中病後、冷え性などにお悩みの方向けに鍼灸師が選ぶ国産よもぎを使った【よもぎ蒸し】もご好評いただいております。よもぎ蒸しを利用したダイエットプログラムもリピーターが多く、ペアでできるのでお友達や母娘でお越しになる方も。           

せんねん灸セルフケアサポーター。女性向けポータルサイトウーマンウェルネスオンラインにツボについてのコラム執筆経験あり(現在は閉鎖)

●鍼灸師になったきっかけ

もともと美容に興味があり、美顔器を使って肌ケアをしたりご希望があれば眉を整えてあげたりとしていましたが、たまたま知った美容鍼灸という当時はまだメジャーではなかった施術に強い興味と将来性を感じ、一発奮起して2007年に鍼灸養成学校を受験。晴れて合格し昼は派遣の仕事を、夜は学生、時々妻という三足のわらじで3年間学校に通います。この時37歳でした。

鍼灸養成学校は3年間無遅刻無欠席。残念ながら首席ではなかったですが、通わせてくれた家族や周りの人たちへの恩返しのためにも、毎日の体調管理は万全に、サボりや怠けたりはせず、人生の中で一番勉強をした濃い時間を過ごしました。学生同士で美容鍼灸チームを作り日々練習したり、勉強会やセミナーへ参加して知識と経験を積みました。そして2010年3月、国家試験に臨み合格。40歳でした。

遅咲きの学生でしたが、人は勉強したいとき環境が許すならいつでも勉強を始めることは可能なのだと知りました。そして努力して勉強したことは決して無駄にはならず、必ず何かの役に立つことを知るのでした。

はり師、きゅう師の国家資格を取得後は、地元の中国人医師のもとで漢方と中医学を学び1日平均30人の鍼の施術を任され、忙しくも充実した日々を過ごします。そこで約4年勉強させていただきその後独立。一度は起業したものの、2年後のある日、体調不良で舌がしびれたり手がしびれたりして、多忙のためかと思ったものの学生のころ勉強した疾患で脳梗塞を疑い自ら近くの脳外科を受診しました。MRIでのちに難病のもやもや病と診断、そのまま入院。鍼灸の勉強の際に得た知識がなかったら間違いなく後遺症が残るような結果だったと思いますが、勉強していたことが役に立ち、本当に助かったのでした。その後の回復も、鍼灸師として復活できたのも、周りのサポートや施術を再開してほしいと言ってくださったお客様たちのお言葉があってのことです。

病気の経験をしたからこそお身体やお気持ちに寄り添える施術者を目指しています。お悩みがありましたらどうぞご相談ください。